著者
花井 耕造 井原 文子 勝田 昭一 村松 禎久 村上 勉 井原 完有 藤田 智之 川合 英夫 田仲 隆 森山 紀之
出版者
公益社団法人日本放射線技術学会
雑誌
日本放射線技術學會雜誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.50, no.12, pp.1950-1959, 1994-12-01
被引用文献数
10

本研究ではAxial像を中心に, ヘリカルCTにおける再構成間隔と腫瘤性陰影の描出能の関係をコントラスト分解能の違いから述べた.ヘリカルCTでは, 検査目的に応じて最適な再構成間隔を定めることで, 体軸方向に対する情報量をいかに効率良く, かつ最大限に得るかが重要なスキャン条件の選択となる.今後, 3次元画像表示への対応も含めて最適再構成間隔の設定基準を定めて行きたい.