著者
古賀 由紀夫 紺野 章子 井川 喜裕 清水 晃
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.47, pp.61-62, 1993-09-27
被引用文献数
1

危険区域への接近・侵入などの不審動作を画像処理技術を用いて監視する際,不審動作の有無のみの警報出力では,環境の変動や小動物等による誤報の恐れがある.本報告では,検出対象となる物体の形状,及び,動作の各特徴量をファジィ集合と考えて各特徴量のメンバシップ関数を定義し,これらを演算して得らられたファジィ類似度の値,すなわち,形状と動作を組み合わせて得られた値に基づき不審動作を検出し,警報を段階的に出力する方式を提案する.