著者
伊原 研一郎 岡田 宗正 松永 尚文
出版者
メジカルビュー社
巻号頁・発行日
pp.294-295, 2017-03-26

1.いずれも単純CTで大動脈壁内が三日月状の高吸収域として認められるサイン2.high–attenuatingcrescentsignは腹部大動脈瘤の切迫破裂を示唆し,high–attenuatingcrescentsignは急性期の偽腔閉塞型大動脈解離を示唆するサイン3.画像所見では,石灰化した内膜が内方へ偏位している場合,大動脈解離と診断でき,hyperdensecrescentsignは,偽腔が頭尾方向に連続して認められるため,両者の鑑別は可能となりうる