著者
高橋 純 内海 裕介
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.43, no.Suppl., pp.65-68, 2020-02-20 (Released:2020-03-23)
参考文献数
3

小学校での保護者からの欠席連絡について,従来の電話の利用に加えて,ICT による連絡を行えるようにした.そこで本研究では,ICT を活用した保護者からの欠席連絡の状況を事例から明らかにすることとした.その結果,約20ヶ月間に,システムを経由して3,680件の欠席連絡が行われていた.土日や夏休みも含めて平均を求めると,1日あたり6.0件であった.曜日別,時刻別でみると,朝7時台にピークがみられ,土日や真夜中など,電話であれば連絡が難しいタイミングや,教員の勤務時間外での欠席連絡も数多くみられた.電話に代わり,本システムが活用された割合は32.4%であると試算され,教員にとっても,保護者にとっても,利便性の高い仕組みであることが示唆された.
著者
高橋 純 内海 裕介
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
pp.S43040, (Released:2019-10-30)
参考文献数
3

小学校での保護者からの欠席連絡について,従来の電話の利用に加えて,ICT による連絡を行えるようにした.そこで本研究では,ICT を活用した保護者からの欠席連絡の状況を事例から明らかにすることとした.その結果,約20ヶ月間に,システムを経由して3,680件の欠席連絡が行われていた.土日や夏休みも含めて平均を求めると,1日あたり6.0件であった.曜日別,時刻別でみると,朝7時台にピークがみられ,土日や真夜中など,電話であれば連絡が難しいタイミングや,教員の勤務時間外での欠席連絡も数多くみられた.電話に代わり,本システムが活用された割合は32.4%であると試算され,教員にとっても,保護者にとっても,利便性の高い仕組みであることが示唆された.