- 著者
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北田 祐平
安室 喜弘
檀 寛成
西形 達明
石垣 泰輔
井村 誠孝
- 出版者
- 公益社団法人 土木学会
- 雑誌
- 土木学会論文集F3(土木情報学) (ISSN:21856591)
- 巻号頁・発行日
- vol.70, no.2, pp.I_257-I_264, 2014 (Released:2015-04-08)
- 参考文献数
- 21
レーザスキャナは詳細で広範囲の3次元座標データを取得できるため,多くの現場で導入されCIM(Construction Information Modeling)の普及においても有効な手段として期待されているが,現実的な作業量で実用的なデータを取得するには計測位置の選択が難しく,専門作業者の経験に任されることが多い.本研究ではSfM(Structure from Motion)を導入することにより,通常のカメラで現地を撮影するだけで,詳細な植生や地形等を考慮した最適なレーザスキャン計画を立案する手法を提案する.また,本手法による計画に基づいた実地計測を行い,GSA(General Service Administration)ガイドラインで定義される計測漏れを可能な限り防ぎ,最小回数で計測できる最適な計測計画を立案できることを示した.