著者
北見 辰男
出版者
JAPAN MACRO-ENGINEERS SOCIETY
雑誌
MACRO REVIEW (ISSN:09150560)
巻号頁・発行日
vol.9, no.2, pp.31-36, 1997 (Released:2010-02-05)

JAMES長江研究グループは1995年9月7日 宜昌にある水利部長江水利委員会、三峡工程代表局を訪問し、謝修発副局長、付継濤総工程師、王克明総工程師より三峡ダムと葛洲ダムの概要について説明をうけた。宜昌の三峡工程代表局は三峡プロジェクトの建設工事を担当している部門で、もともとは葛洲ダム建設のため代表部として編成されたが、葛洲ダム完成後、1991年に代表局に昇格し、現在に至っている。ここで聴取した概要を以下に記す。
著者
玉山 昌顕 角田 晋也 都留 信也 木本 研一 深尾 徹 鳴尾 真二 石井 三雄 北見 辰男 高木 清光 一之瀬 快朗 町田 道彦
出版者
日本マクロエンジニアリング学会
雑誌
MACRO REVIEW (ISSN:09150560)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.65-70, 2006 (Released:2009-08-07)
参考文献数
11

他研究グループと当学会合同研究会との討論会の基礎的項目の構築を図る。貨物と旅客の優先性、国家百年の計なのか、着工待ったなしなのか、ビジネスジェット機受入は、中継ハブ空港なのか、真のハブ空港にするための国家戦略は何か、24時間営業の空港がなぜ首都圏に必要か、必要ならばその機能と運用方法の整備、新幹線駅と地方空港間の交通の利便性、東京湾の環境保全・海運、埋め立てに反対、補償問題・騒音問題等々が議論された。結論は無く、継続審議の価値ある主題である。
著者
北見 辰男
出版者
JAPAN MACRO-ENGINEERS SOCIETY
雑誌
MACRO REVIEW (ISSN:09150560)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.11-17, 1996 (Released:2009-08-07)
参考文献数
5

三峡ダムの開発にともない、宜昌と重慶の間で1万トン級の大型船の航行可能な水路が形成され、年間片道5000万トンの貨物の水上輸送が可能になるといわれている。この論文では、95年9月の長江研究旅行で見聞した事柄などをもとに、この水上輸送を実現するための主要な課題は水位の変化を考慮した埠頭施設の整備であるとし、これに関する若干の提案をしている。