著者
原口 海 池田 心
雑誌
ゲームプログラミングワークショップ2019論文集
巻号頁・発行日
vol.2019, pp.227-234, 2019-11-01

スピードランとは,主にアクションゲームをできるだけ短い時間でクリアする“遊び方”であり, 日本ではタイムアタックなどとも呼ばれて親しまれている.スピードランをうまく行うためには,適切なルートつまりステージの進め方を設定したうえで,それを正確にこなす必要がある.上級者のルートは動画サイトなどで見つけられるが,それは初中級者には模倣が難しいものである.そこで本研究では,Marioについて初中級者でもプレイできるようなルートを自動的に提案するようなシステムを目指し,これをペナルティ付き遺伝的アルゴリズム(GA)で実現することを目指した.最速クリアのみを目指した GA では12 回も敵キャラとニアミスをしたが,ニアミスにペナルティを加えた GA ではそれを 4 回に抑えることができた.面白い点として,後者のほうがクリアタイム自体も早くなったことも挙げられる.