著者
宮寺 庸造 田地 晶 及部 佳代子 横山 節雄 近谷 英昭 夜久 竹夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-I, 情報・システム, I-情報処理 (ISSN:09151915)
巻号頁・発行日
vol.87, no.3, pp.398-415, 2004-03-01
被引用文献数
13

本研究は,ユーザ要求に適応的な学術論文視覚化システムの開発を目指し,領域的・時間的に安全な視覚化手法を提案する.視覚化においては,学術論文を頂点,論文間の関係を辺,関連の強さを辺の重みとするグラフを用いて論文関係を表現する.視覚化をシステマチックに扱うため,論文関係図と,視覚化のためのユーザ要求を制約条件として,定式化する.その制約条件の組合せによる視覚化条件とそれを満たす視覚化パターン,視覚化アルゴリズムを提案し,その計算量の考察を行う.これらのアルゴリズムはグラフ描画問題に基づいて考察され,領域的・時間的に安全な視覚化が理論的に保証される.更に,本研究で提案した視覚化手法のアプローチに基づいて開発された論文関係情報視覚化システムを紹介する.
著者
及部 佳代子 田辺 祥 田地 晶 横山 節雄 池田 義人 宮寺 庸造
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.609, pp.17-24, 2002-01-18
被引用文献数
4

本論文では, 論文サーベイ活動の効率化を目的として, 論文間の類似度と参照情報に基づいて学術論文間の多様な関係を視覚化するシステムを提案する.本システムでは, ユーザの視点に基づく動的な視覚化を実現するために, ユーザの視覚化要求をグラフ描画問題における制約条件として定式化し, 視覚化アルゴリズムを議論することにより, 時間的, 空間的に安全な視覚化を実現した.ユーザは, この制約条件を組み合わせることにより, さまざまな視点から論文関係を観察することができる.本論文では, 本システムの概要と, 本システムにおける論文サーベイ活動の支援について述べる.