著者

塩崎 恭久 古川 元久

出版者

日経BP社

雑誌

日経ビジネス (ISSN:00290491)

巻号頁・発行日

no.1464, pp.86-90, 2008-11-03

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1998年の「金融国会」の時点でわれわれが考えていた資本注入などの金融再建策が、いわゆる「竹中プラン」で実現したのは2002年。竹中平蔵氏が金融担当大臣となって以降のことだ。金融機関の資本増強や再編など本源的な問題に切り込むまで、日本の対策はずっとツーリトル・ツーレイト(小さすぎ遅すぎ)と世界から批判された。