著者
齊藤 隆夫 岩間 永子 谷田部 隆 合原 義人
出版者
茨城県畜産センター
巻号頁・発行日
no.43, pp.30-31, 2010 (Released:2012-12-06)

子牛の下痢と増体に関して有益とされる制限哺乳を行った。試験区は3ヶ月齢での離乳まで哺乳時間を朝夕15分ずつに制限した制限哺乳区,対照区は離乳まで母子が同居する自然哺乳区とし,水,乾草,人工乳は自由摂取とした。各区6頭での結果は制限哺乳区が自然哺乳区より下痢の発生が少なく,治癒も早い傾向であった。また体重の増加も有意差はないが制限哺乳区で大きい傾向であった。
著者
谷田部 隆 岩間 永子 合原 義人
出版者
茨城県畜産センター
雑誌
茨城県畜産センター研究報告 (ISSN:13466488)
巻号頁・発行日
no.43, pp.26-29, 2010-11

水田での生育に適した耐湿性牧草を選定するため,耐湿性草種としてレッドトップ,リードカナリーグラスの2品種(ベンチャー,パラトン) ,対照草種としてオーチャードグラス(普通種)とトールフェスク(普通種)をほ場に播種造成し,生産量を調査したところ,レッドトップとリードカナリーグラスは対照草種と同様の生産量を示し,耐湿性草種間では生産量に差は見られなかった。耐湿性草種の栽培技術を解明するため,ほ場に耕起造成と不耕起造成の処理区を設け,レッドトップとリードカナリーグラス(ベンチャー)の生産量等を調査した. レッドトップは,不耕起による造成でも十分に定着し,リードカナリーグラスでは,耕起鎮圧を行っと定着が早く進行することがわかった。