著者
吉塚 一典 濱田 臣二 縄田 亮太 川尾 勇達
出版者
佐世保工業高等専門学校
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究の目的は,暑熱環境での運動時において熱中症などの事故やパフォーマンス低下を防ぐため,過度な体温上昇を抑制し,体温をコントロールする方法を検討するものである.本研究により,ランニング中(計21分程度のインターバル走)の体温をコントロールするためには,帽子の着用は効果がみられず,冷水を頭部にかけることが重要であることが分かった.また選手の感覚としては,強制対流が頭部に当たることで,無帽の方がより快適に感じていることが分かった.