著者
和田 和美
出版者
静岡文化芸術大学
雑誌
静岡文化芸術大学研究紀要 (ISSN:13464744)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.151-166, 2013

本研究は、YouTube 等によるスムースな動画配信を身近にした動画コンバート技術と、光や無線LAN による常時接続で加速するインターネット動画配信技術がクロスオーバーするところで可能になるインタラクティブな動画配信の可能性を探るものである。具体的には、近年のAdobe Flash Professional によって可能になった画期的な技術の一つに動画配信技術があるが、これに3D 画像作成技術も加えて全方位動画コンテンツを作成、インターネットにおいて配信再生し、さらなるアプリケーションの可能性を模索するものとして研究を重ね、一定の成果が得られたので、これを報告する。
著者
藤原 美子 瓦谷 英人 藤井 智津子 和田 和美 岡田 世佳 久保 卓也 赤羽 たけみ 簗瀬 公嗣 仲川 喜之
出版者
一般社団法人 日本肝臓学会
雑誌
肝臓 (ISSN:04514203)
巻号頁・発行日
vol.64, no.10, pp.487-496, 2023-10-01 (Released:2023-10-12)
参考文献数
15

2019年から肝炎医療コーディネーター(肝Co)活動による肝炎ウイルス陽性者の拾い上げを開始した.2019年から2021年までは肝炎ウイルス(HBV,HCV)陽性者に対して検査依頼医へ電子カルテのアラート機能を用いたメッセージ記載による専門医への受診勧奨が主な取り組みであった.しかし,検査結果を伝えられていないHCV陽性者は2019年の52.5%(32/61)から2021年は26.7%(12/45)と減少したものの,0%とならず新たな対策が必要と考えた.2022年に多職種で構成された「肝炎対策チーム」を立ち上げ,肝炎ウイルス陽性者確認後の流れを明確にした「フローチャート」を作成し拾い上げ活動を強化した.その結果,HCV陽性者に検査結果が伝わっていない症例は,2022年には5.3%(3/57)と著減した.「フローチャート」を軸とした肝Co活動は,多職種連携により効果的に機能したと考える.
著者
的場 ひろし 和田 和美
出版者
静岡文化芸術大学
雑誌
静岡文化芸術大学研究紀要 (ISSN:13464744)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.83-89, 2011

メディア造形学科では、研究・教育の成果を様々な形で学外へ発表しており、特に地域の文化施設との連携による情報発信を推進している。2010年に浜松科学館で行われた企画展では、教員の指導のもと、学生によるメディアアート、インタラクティブアートをベースとした作品展示が実現した。本論文では、このプロジェクトの詳細について報告する。
著者
和田 和美
出版者
静岡文化芸術大学
雑誌
静岡文化芸術大学研究紀要 (ISSN:13464744)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.103-111, 2011

H20〜H22年度において、学長特別研究により遂行された「ネット販売の教育的可能性に関する研究」では、メディア造形学科、空間造形学科、生産造形学科の、デザイン学部3学科で取り組む課題として、大学公式のネットショップのあるべき姿の展望を図り、実施に向けたユニバーシティ・グッズの研究・開発を行った。本研究の一部として、優良なウェブサイトに仕上げるためのSEO対策まで含めて、最終的にウェブ教育に反映・充実させていきたいと考えている。