著者
土本 大貴 青山 幹雄
雑誌
第79回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, no.1, pp.155-156, 2017-03-16

Dockerのコンテナ型仮想化ではホストOSを経由してコンテナにアクセスするため,コンテナが増えると管理の複雑さが増大する.これに対処するため,コンテナ管理ツールとしてKubernetesが提案されている.しかし,Kubernetesでコンテナ配置を定義するためには,そのモデルを理解する必要がある. 本稿では,Chefを応用し,Kubernetesの設定ファイル作成を効率化する方法を提案する.ChefとKubernetesの管理モデルを対応づけで,Chefで作成した設定ファイルをKubernetesで利用可能にする. 提案方法を元に作成した構成ファイルをKubernetesに適用し,その有効性を確認する.