著者
岸 俊介 坂本 直志
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告 : 信学技報 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.463, pp.89-94, 2013-03-07

近年、BluetoothなどのPAN対応端末の普及などにより、すれ違い通信が活用されるようになってきた。これは端末開か接近した時のみ通信が自動的に行われる仕組みである。これにより、たまたますれ違った端末同士でゲーム中のアイテムの交換を行うなど、新たな通信媒体として考えられるようになった。本研究では、このすれ違い通信をメッセージの伝搬媒体として活用可能かどうかを調べるため、NS2などのシミュレーションによって、様々な特性を調べた。
著者
永塚 優輝 坂本 直志
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IN, 情報ネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.464, pp.311-316, 2013-02-28

スマートフォンなどの画面の小さなモバイル端末でのプラウジンクにおいて、専用に作られたサイト以外では不便に感じることがある。これは1画面に詰められるの情報量の制限と、画面上に配置されたナビゲーションがモバイル環境では使いにくいことによることが多い。そのための解決手法としては、通常はモバイルデバイス専用サイトの構築が行われている。しかし、デスクトップサイトをモバイルデバイスに最適化するのは容易ではなく、また、デスクトップとモバイルを別々に作成する必要があり、製作コストが増加する。そこで本研究では、デスクトップコンテンツに少しの修正を加えるだけで、デスクトップ環境から見えるデザインは変えずに、モバイル環境からは画面を自動分割して情報量を抑え、さらにj Queryを活用したナビゲーションしやすいモバイルコンテンツに自動的に変形させる手法を開発した。