著者
伊豫田 旭彦 木村 秀敬 武井 悟 垣内 祥史 杜 暁冬 藤井 宗太郎 益田 義浩 枡野 大輔 宮田 一乘
出版者
芸術科学会
雑誌
芸術科学会論文誌 (ISSN:13472267)
巻号頁・発行日
vol.5, no.2, pp.33-44, 2006-06-20 (Released:2008-04-11)
参考文献数
11
被引用文献数
1 4

加速度センサと, のれん状スクリーンを用いた野球におけるピッチングを体感するVRアプリケーションを提案する. 従来の入力デバイスにはない, 直接かつ直感的な入力方式を開発した. 加速度センサを埋め込んだボールを用いることで, 実際のピッチングと同じ動作で変化球を投げることができる. また, 現実空間と仮想空間をシームレスにつなぐスクリーンを開発することで, プレイヤーは, 投げたボールが仮想空間に飛び込むという新感覚を体験できるようになった.
著者
垣内 祥史 武井 悟 杜 暁冬 宮田 一乘
出版者
一般社団法人 画像電子学会
雑誌
画像電子学会研究会講演予稿
巻号頁・発行日
vol.6, pp.27-30, 2007

本研究では,車両の実走行データを用いて車両を取り巻く環境の‘楽しみ’を提案,実装することを目指す.まず,車両の走行データに基づき3D仮想空間内に車両の走行を可視化する.つづいて,音楽と映像の調和関係に従って,可視化したシミュレーション映像と,その映像に動的に合わせる音楽とを調和させたプロモーション映像の自動生成をする.これにより,ドライバの操作感と車両の挙動との関連性を知る楽しさ,映像の視覚的な楽しさを実現できると考える.本研究で提案するシステムは,カーレースの会場で,車両の挙動をトラッキングし,車両の走行を印象的にした映像を実時間でプロジェクションするショーアップ支援の可能性を有すると考える.