著者
塚本 健司 長谷部 誠 垣田 慎一郎 日原 宏 甲野 雄次
出版者
JAPANESE SOCIETY OF VETERINARY SCIENCE
雑誌
Journal of Veterinary Medical Science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.54, no.4, pp.787-788, 1992

白色レグホーン種の原種をトリ白血病ウイルスの感染状態を基準に, 血清から抗体もウイルスも検出されない非感染鶏, 血清から抗体は検出されるが卵白からウイルスは検出されない感染・非排泄鶏, 卵白からウイルスが検出される感染・排泄鶏に分類し, 各群の生産性を比較した. その結果, 産卵率の低下, 卵白のハウ単位の低下, 卵殻の肥厚, 体重の軽量化等の生産阻害は感染・ 排泄鶏でのみ認められた.