著者
吉住 潤子 城戸 瑞穂 大山 順子
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

近年口腔粘膜に器質的変化を認めないにもかかわらず持続的な痛みを訴えるBurning Mouth syndrome:BMSといわれる患者が増加している。患者の訴えは唐辛子を食べた時の感覚に似ているのではないかと考え、BMSと唐辛子の辛味成分であるカプサイシンの受容体:TRPV1との関連を調べた。またTRPV1のSNPを調べたところ、BMS 発症や痛み感受性の個人差に関与する可能性が示唆された。