著者
堀内 征治
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.48, no.1, pp.43-46, 2007-01-15
被引用文献数
1

我輩は「虫」である.住まいはPC.我がご主人が開発したプログラムの中で生まれ,運よく生き残っているバグである.ご主人は,高専3年生.全国の高専生がプログラミングの創造性と技術力を競う「全国高等専門学校第17回プログラミングコンテスト」(プロコン)に参加するためのソフトウェアを開発したチームリーダーを務めている.我輩は,彼をご主人と思っているが,彼は,まだ我輩の存在にも気づいていないという,不思議な関係でもある.そして,我々は今,このプロコン本選が開催される茨城県ひたちなか市に向かっている.新幹線から常磐線特急に乗り換えるまでは順調.1時間遅れの発車に不安感はあるものの,学生諸君は,徹夜を続けた体をシートに預け,電車は静かに上野を離れた.2006年10月7日の午後のことである.
著者
堀内 征治 堀内 泰輔
出版者
長野工業高等専門学校
雑誌
長野工業高等専門学校紀要 (ISSN:02861909)
巻号頁・発行日
vol.22, pp.7-12, 1990-12-28

In the nature, there are three patterns of fluctuation classified by frequency spectrum. They are white fluctuation, 1/f (pink) fluctuation and brown fluctuation. Between the three, it has been reported that pleasant state of mind is supplied by any 1/f fluctuation. In order to create a natural music automatically, we applied this 1/f fluctuation to musical composition and arrangement, which is one of the brain works. Same experiments have been reported, but in this system we used new algorithm for generating 1/f fluctuation we developed.