著者
堀江 伸行
出版者
慶應義塾大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2007

現在のインプラント治療では、1歯に対して1歯以上埋入することが基本とされている。しかし、高齢化社会の到来にともない、インプラント希望患者の高齢化で骨移植や多数歯埋入の手術に対しては全身的にも経済的にも困難な場合が多い。本研究ではインプラント義歯において、義歯床を介してインプラントと天然歯を連結することが可能であるかを模型実験によって裏づけことを目的に行った。その結果研究期間内には予備実験のみしか行えなかったが今後この方法での実験とあわせてコンピューターによる解析で証明できる可能性が示唆された。