著者
堤内 要 室屋 裕佐
出版者
中部大学
雑誌
挑戦的研究(萌芽)
巻号頁・発行日
2020-07-30

本研究では放射性廃棄物汚染の浄化、放射性廃棄物の濃縮、そして濃縮放射性廃棄物からのエネルギー生産を目的として、2つの課題に取り組む。1つは、放射性核種を捕捉できるような化学修飾を施した磁性微粒子の開発であり、磁石の力を用いて汚染水や汚染土壌の浄化を効率よく行う方法を確立する。2つ目は、水の放射線分解である。ナノ粒子を用いて水の放射線分解を行い、水素を高効率で生成させる検討を行う。