著者
塩谷 俊起 佐藤 弘喜
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.79, 2014 (Released:2014-07-04)

現在、私たちの生活の周りに於いて様々な製品が存在している。大量のものの中からユーザー自身が気に入ったものを探し出し、いくつかを選択して購入して使用する。素材感のあるパターンやテクスチャ素材を用いることによって、その製品がより良く見えたり、今までになかったような魅力を持った雰囲気を出すことが出来るのではないか。ということから、ユーザーにとってより魅力を持たせられるような新たな価値観に対する研究を行っていきたい。ユーザーは素材そのものに魅力を感じている訳ではなく、その模様やテクスチャ、それらが持つ独特の雰囲気に魅力を感じているのではないのかという仮説が成り立つ。そこから、そのようなテクスチャの中から魅力的に感じる要素とは一体どこに存在しているのかを明らかにする。