著者
外間 数男 カバゼーロ フアナ Hokama Kazuo Caballero Juana B. 元JICAパラグアイ事務所 パラグアイ農牧省農業普及局
出版者
沖縄農業研究会
雑誌
沖縄農業 (ISSN:13441477)
巻号頁・発行日
vol.45, no.1, pp.33-38, 2011-08

今回確認した野菜の加害鳥はハイイロイカル Saltator coerulescens, ハイガシラソライロフウキンチョウ Thraupis sayaca,キバラツグミ Turdus amaurochalinus, ナンベイコマツグミ Turdus rufiventris の4種である.またイチゴ生産農家の聞き取り調査では,キバラオオタイランチョウ Pitangus sulphuratus, マミジロマネシツグミ Mimus saturninus, テリバネコウウチョウ Molothrus bonariensis,コウカンチョウ Paroaria coronata, クロガミインコ Nandayus nenday, ハシブトルリハシインコ Forpus xanthopterygius, オキナインコ Myiopsitta monachusなど7種が加害鳥とされた.
著者
村上 昭人 外間 数男
出版者
九州病害虫研究会
雑誌
九州病害虫研究会報 (ISSN:03856410)
巻号頁・発行日
no.46, pp.98-100, 2000

沖縄本島におけるミズイモでのオキナワイナゴモドキの発生消長と被害状況を調査した。<BR>1)本種の被害発生圃場率は76.1%で,各地域における被害葉率は4.8~49.2%であった。また被害の全くみられない地点もあった。<BR>2)本種による被害は,3月頃より認められ,8月以降急増し,9月に最も高くなった。その後,被害は急速に減少し,1~2月には認められなかった。<BR>3)本種の産卵穴は4月から認められ,被害葉率が最も高くなる9月には,被産卵葉柄率も最も高くなった。<BR>4)本種は成虫が3月頃,幼虫が5月頃より認められ,幼虫は8月に,成虫は10月に最も多くなった。また成虫が12~3月にかけて葉鞘の隙間で越冬して<BR>いることが確認された。