著者
大友 芳成
出版者
埼玉県農林総合研究センター
巻号頁・発行日
no.5, pp.44-46, 2005 (Released:2011-03-05)

農業水路を想定したドジョウの越冬条件を明らかにするため、11月18日-4月12日までドジョウ0年魚を各区30尾供試し、水深(2.5、5、10cm)と底泥の厚さ(0、2.5、5、10cm)を組み合わせた12通りで越冬させた。底泥の無い区(水深2.5-10cm)では2月24日までに全ての個体が死亡した。底泥の有る区では生残率は76.7-98.9%で、底泥の存在がドジョウ越冬時の生残率を向上させた。