著者
大家 眸美 宮下 芳明
雑誌
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
巻号頁・発行日
vol.2012, no.12, pp.1-7, 2012-07-12

ウェブブラウジングの際,書き手のネガティブな感情表現によって読み手が精神に悪影響を受けることがある.本稿では,この影響を緩和する手法について考察する.ウェブコンテンツ閲覧前の対処として,ネガティブな感情表現を検出し,ポジティブ化,また婉曲化する段階的なフィルタリング手法を提案する.本手法は,読み手の閲覧時の気分を考慮し,それに応じた換言を施したコンテンツを提示する.また,閲覧後の対処として,「気にしない」ことを表明するテキストボタンインタフェースを実装した.このインタフェースによる効果について考察したところ,ボタンとしての機能を使用しなくても,存在するだけでネガティブな感情表現による影響を緩和することがわかった.When the reader browsing the World Wide Web, his/her mental is adversely affected by the writer's expressions of his/her negative emotions. In this paper, we discuss how to ease this impact. For before viewing web contents, we would like to propose a stepwise filtering method, that recognizes negative feeling expressions and replace it to a positive or rather eased expression. With this method, the reader's feeling when browsing is considered, and the content shown will be replaced to be suitable for situations. Also, for after viewing, we have a text button interface to express one's feeling that one "doesn't mind". Studying the effect of this interface, we have found that its presence eases the effect of negative feeling expression, regardless of using its function as a button.
著者
大家 眸美 宮下 芳明
雑誌
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.15, pp.1-2, 2013-01-25

Twitter 等におけるネガティブな感情表現の不快感を緩和する手法として,筆者らはこれまでポジティブな表現に言い換える手法を提案してきたが,本稿では,その文章の信頼性を下げる言い換えを行うことによって緩和する手法を提案する.信頼性を下げる手法としては,文章に文字化けを混入させたり,誤変換を行ったり,むやみなカタカナ語を使用したり,文末を変更することによって他人が言っていたことにしたり夢オチにすることによって実現している.
著者
大家 眸美 宮下 芳明
雑誌
研究報告音声言語情報処理(SLP)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.15, pp.1-2, 2013-01-25

Twitter 等におけるネガティブな感情表現の不快感を緩和する手法として,筆者らはこれまでポジティブな表現に言い換える手法を提案してきたが,本稿では,その文章の信頼性を下げる言い換えを行うことによって緩和する手法を提案する.信頼性を下げる手法としては,文章に文字化けを混入させたり,誤変換を行ったり,むやみなカタカナ語を使用したり,文末を変更することによって他人が言っていたことにしたり夢オチにすることによって実現している.
著者
大家 眸美 宮下 芳明
雑誌
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
巻号頁・発行日
vol.2012-HCI-149, no.12, pp.1-7, 2012-07-12

ウェブブラウジングの際,書き手のネガティブな感情表現によって読み手が精神に悪影響を受けることがある.本稿では,この影響を緩和する手法について考察する.ウェブコンテンツ閲覧前の対処として,ネガティブな感情表現を検出し,ポジティブ化,また婉曲化する段階的なフィルタリング手法を提案する.本手法は,読み手の閲覧時の気分を考慮し,それに応じた換言を施したコンテンツを提示する.また,閲覧後の対処として,「気にしない」ことを表明するテキストボタンインタフェースを実装した.このインタフェースによる効果について考察したところ,ボタンとしての機能を使用しなくても,存在するだけでネガティブな感情表現による影響を緩和することがわかった.
著者
大家 眸美 宮下 芳明
雑誌
研究報告音声言語情報処理(SLP)
巻号頁・発行日
vol.2013-SLP-95, no.15, pp.1-2, 2013-01-25

Twitter 等におけるネガティブな感情表現の不快感を緩和する手法として,筆者らはこれまでポジティブな表現に言い換える手法を提案してきたが,本稿では,その文章の信頼性を下げる言い換えを行うことによって緩和する手法を提案する.信頼性を下げる手法としては,文章に文字化けを混入させたり,誤変換を行ったり,むやみなカタカナ語を使用したり,文末を変更することによって他人が言っていたことにしたり夢オチにすることによって実現している.