著者
岡 正明 大山 優美子 小川 貴史
雑誌
宮城教育大学紀要
巻号頁・発行日
vol.40, pp.201-208, 2005

エダマメは,小中学校における栽培学習の教材として多く用いられているが,収穫適期が夏休み中になり,生徒に収穫を体験させられないという失敗が多い.本実験では,エダマメ6品種を用いた2年間12回の栽培実験を行い,播種日から収穫適期までの日数と,その期間の気温との関係を解析した.その結果,早生・中生品種について,気温データのみを用いる有効積算温度法により収穫適期の予測が可能であることが示された.また,平年並み気温の年であれば,年度を越えて適用できる計算法の可能性が示唆された.エダマメをマルチビニール無しの畝に直播きする圃場において,収穫適期を夏休み期間から外すためには,宮城県では6月中旬播種・夏休み後収穫の栽培時期が望ましいと考えられた.
著者
岡 正明 大山 優美子 小川 貴史
出版者
宮城教育大学
雑誌
宮城教育大学紀要 (ISSN:13461621)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.201-208, 2005

エダマメは,小中学校における栽培学習の教材として多く用いられているが,収穫適期が夏休み中になり,生徒に収穫を体験させられないという失敗が多い.本実験では,エダマメ6品種を用いた2年間12回の栽培実験を行い,播種日から収穫適期までの日数と,その期間の気温との関係を解析した.その結果,早生・中生品種について,気温データのみを用いる有効積算温度法により収穫適期の予測が可能であることが示された.また,平年並み気温の年であれば,年度を越えて適用できる計算法の可能性が示唆された.エダマメをマルチビニール無しの畝に直播きする圃場において,収穫適期を夏休み期間から外すためには,宮城県では6月中旬播種・夏休み後収穫の栽培時期が望ましいと考えられた.