著者
大崎 勝彦 Moore Charles
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CPSY, コンピュータシステム
巻号頁・発行日
vol.94, no.14, pp.35-42, 1994-04-21

コンピューターの発達の流れに於けるRISCプロセッサーの位置付けを行い、その中で、コンパイラー効率の向上に寄与する命令体系の確立が重要であるとの認識の下に、当社開発のRISC技術である"PowerPCテクノロジー"の解説を行い、重要な設計要件を考察している。また、VLSI化に当たっての今後の問題点を指摘する。そして、その応用として二つの流れ、即ち、"汎用化"と"固有化"がどのように図られていくかを述べる。最後に、MPUと文化的背景についても述べる。