著者
大槻 裕士 佐藤 弘喜
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.169, 2013 (Released:2013-06-20)

最近の映画はシーンの入れ替わりが早くて字幕を読むのが大変である。観賞中に映像ばかりに集中していると字幕を読み逃してしまう。反対に字幕ばかりに集中していると映像を見逃してしまう事がある。そこで、字幕のレイアウトを4種類用意し、それぞれ可読性が変化し向上するか調査した。実験ではアイマークレコーダーを使用して行った。実験の結果一番読みやすいサンプルはCであり、字幕との相性はサンプルAが一番を言う結果になった。今回の実験では対象のシーンに合った字幕とは一概に言えない。今後サンプル数を増やし正確な結果を追求する。