- 著者
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天木 志保美
Shihomi Amaki
- 出版者
- 同志社社会学研究学会
- 雑誌
- 同志社社会学研究 (ISSN:13429833)
- 巻号頁・発行日
- no.25, pp.1-16, 2021-03
本稿では、バージェスがシカゴ大学に赴任する以前に携わった調査に始まり、バージェスの初期の研究に焦点をあてる。その考察から、バージェスがテーマとしては「こどもの発達」を、方法としては「ケーススタディ」を重要視していたことを明らかにする。「パーソンとしての非行少年」では、ケース分析をする中で、「パーソン」をはじめとする彼独自の社会学の概念と枠組みが提示され、非行少年の問題がこどもの発達上の問題として解明される。研究論文(Original paper)