著者
奥屋 武志
出版者
早稲田大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2016-04-01

手描きアニメーションの合成工程によって生じる形状の特徴を3DCGで再現するため、多視点行列を用いた投影変換手法の開発を行った。具体的な課題として、(1)消失点移動、(2)遠近感強弱調整、(3)影のレンダリング、(4)ユーザインタフェースの開発を行った。本研究の成果により、モデルの三次元を編集することなく見かけの形状の変形が可能となり、作画アニメーションの合成を3DCGで効率的に再現可能となった。
著者
奥屋 武志 奥屋 大樹 藪野 健 坂井 滋和
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.39, no.14, pp.145-146, 2015-03-07

人物を被写体とする画像において人物のみを半透明表示しようとしたとき,人物に覆われた背景部分の処理が問題となる.本研究では,人物の背後にあたる背景部分を周辺部分の画像情報を元に生成し,光沢を付加する方法によって,半透明化した人物の画像を違和感なく表現する手法を開発した.