著者
柴田 昌利 奥村 華子 堀内 篤
出版者
静岡県畜産技術研究所中小家畜研究センター
雑誌
静岡県畜産技術研究所中小家畜研究センター研究報告 (ISSN:18826415)
巻号頁・発行日
no.3, pp.17-20, 2010-03

本県の系統造成豚「フジヨーク」と「フジロック」を使用した三元交雑豚である「静岡型銘柄豚」の銘柄鑑別方法確立のため、種雌豚として「フジヨーク」に特徴的なmtDNAの非コード領域の変異を持った交雑豚を、種雄豚として金華豚由来のMC1R遺伝子を持った豚を作成した。それらから生産された三元交雑豚を試験豚とし、銘柄鑑別の可否をPCR-RFLP法により検討した。試験豚のmtDNAは制限酵素HphIにより剪断されず、MC1R遺伝子は制限酵素AciIにより切断された。一方、対照とした市販豚肉には、試験豚と同様の遺伝子型を示すものはみられず、本方法が三元交雑豚の銘柄レベルでの鑑別に有効であることが明らかとなった。
著者
柴田 昌利 奥村 華子 堀内 篤
出版者
静岡県畜産技術研究所中小家畜研究センター
雑誌
静岡県畜産技術研究所中小家畜研究センター研究報告 (ISSN:18826415)
巻号頁・発行日
no.3, pp.17-20, 2010-03

本県の系統造成豚「フジヨーク」と「フジロック」を使用した三元交雑豚である「静岡型銘柄豚」の銘柄鑑別方法確立のため、種雌豚として「フジヨーク」に特徴的なmtDNAの非コード領域の変異を持った交雑豚を、種雄豚として金華豚由来のMC1R遺伝子を持った豚を作成した。それらから生産された三元交雑豚を試験豚とし、銘柄鑑別の可否をPCR-RFLP法により検討した。試験豚のmtDNAは制限酵素HphIにより剪断されず、MC1R遺伝子は制限酵素AciIにより切断された。一方、対照とした市販豚肉には、試験豚と同様の遺伝子型を示すものはみられず、本方法が三元交雑豚の銘柄レベルでの鑑別に有効であることが明らかとなった。