著者
宇宿 一成
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.1129-1130, 2003-11-01

4歳,女児.熱発に対して前額部に冷却シートを貼付したところ,翌朝疼痛を伴い水疱形成を混じる紅斑を生じた.冷却シートおよびそれに含まれる植物成分の精油を用いたパッチテストは陰性だった.発熱と発汗により角質バリアーが障害されたために生じた冷却シートによる一次刺激性皮膚炎と考えた.1週間のストロングクラスのステロイド外用で略治した.冷却シートの安全性に対して皮膚科的に検討する必要があると考えた.
著者
宇宿 一成
出版者
日本皮膚科学会西部支部
雑誌
西日本皮膚科 (ISSN:03869784)
巻号頁・発行日
vol.66, no.3, pp.217-219, 2004 (Released:2005-10-21)
参考文献数
3
被引用文献数
1

10歳, 男児。胸に飛んできたカメムシを潰し体液が付着。30分後には疼痛を伴う紅斑を生じた。患者の持参した虫体からミナミアオカメムシと同定。カメムシ皮膚炎と考えた。患者がパッチテストを拒否したため, 患者の持参した虫を細切して健常人8人にパッチテストを行った。1名が48, 72時間後ともに (+) の反応を示した。この被験者はかつて腕にカメムシが這った跡に線状の紅斑を生じたことがあるということだった。この被験者ではアレルギー性の反応を生じたと考えた。その後, 筆者は同種の虫を採取し, 生きたまま左前腕部に圧抵したところ紅斑を生じた。一次刺激性接触皮膚炎と考えた。通常カメムシによる皮膚炎では一次刺激性のものが多いが, アレルギー性接触皮膚炎も生じうるものと考えた。
著者
宇宿 一成
出版者
Western Division of Japanese Dermatological Association
雑誌
西日本皮膚科 (ISSN:03869784)
巻号頁・発行日
vol.66, no.3, pp.217-219, 2004
被引用文献数
1

10歳, 男児。胸に飛んできたカメムシを潰し体液が付着。30分後には疼痛を伴う紅斑を生じた。患者の持参した虫体からミナミアオカメムシと同定。カメムシ皮膚炎と考えた。患者がパッチテストを拒否したため, 患者の持参した虫を細切して健常人8人にパッチテストを行った。1名が48, 72時間後ともに (+) の反応を示した。この被験者はかつて腕にカメムシが這った跡に線状の紅斑を生じたことがあるということだった。この被験者ではアレルギー性の反応を生じたと考えた。その後, 筆者は同種の虫を採取し, 生きたまま左前腕部に圧抵したところ紅斑を生じた。一次刺激性接触皮膚炎と考えた。通常カメムシによる皮膚炎では一次刺激性のものが多いが, アレルギー性接触皮膚炎も生じうるものと考えた。
著者
宇宿 一成
出版者
金原出版
雑誌
皮膚科の臨床 (ISSN:00181404)
巻号頁・発行日
vol.48, no.5, pp.645-647, 2006-05
被引用文献数
1