著者
安藤 清一
出版者
名寄市立大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

ウナギ血漿中には胆汁色素であるビリベルジンが存在し、青緑色を呈する。本研究では、これまで生化学的に解明される機会の乏しかった、ウナギ血漿ビリベルジン結合タンパク質(アンギラシアニンと仮称)の構造と機能について検討した。アンギラシアニンは分子量75, 000ダルトンの単量体として血漿中の非リポタンパク質画分に存在した。N末端および内部アミノ酸配列を決定した結果、アンギラシアニンは血漿中の遊離ヘム色素を結合する糖タンパク質であるヘモペキシン様タンパク質と高い相同性を示すことが明らかとなった。