著者
宮内 俊慈
出版者
関西外国語大学留学生別科
雑誌
関西外国語大学留学生別科日本語教育論集 (ISSN:24324574)
巻号頁・発行日
no.24, pp.49-69, 2014

関西外国語大学留学生別科の中級後期のクラスにおいては、2008年度より本校教員の髙屋敷(2012)により開発されたモジュール型教科書が使われてきた。当教科書は、ドラマを対象としたユニット7を除き全6ユニットから成り立っているが、2014年の夏にユニット1の改訂が行われ、秋学期からその試用が始まった。本稿は、変更されたユニット1を含め、この中級後期の教科書が学生間でどの程度受け入れられており、どのような問題点があるのかを確かめるべく学生にアンケートを実施したので、その結果を報告するものである。
著者
髙屋敷 真人 宮内 俊慈 Masahito Takayashiki Shunji Miyauchi
出版者
関西外国語大学留学生別科
雑誌
関西外国語大学留学生別科日本語教育論集 (ISSN:24324574)
巻号頁・発行日
no.26, pp.63-75, 2016

このプロジェクトは、2014年度に関西外国語大学国際文化研究所(以下IRI)のIRI共同プロジェクトとして採択され、以後、プロジェクト研究助成を受けながら継続して行われているものである。本プロジェクトの主旨は、関西外国語大学留学生別科の総合日本語コースのレベル6(中級後期)の教科書開発プロジェクトとして中級後期の会話用「モジュール型教材」を作成することである。開発教材は、2014年度秋学期から試用し、アンケート調査や授業評価の結果を分析し改訂を重ねている。本論は、過去三年間に渡る教材開発と改訂作業の実践報告である。
著者
宮内 俊慈 Shunji Miyauchi
出版者
関西外国語大学留学生別科
雑誌
関西外国語大学留学生別科日本語教育論集 = Papers in teaching Japanese as a foreign language (ISSN:24324574)
巻号頁・発行日
no.25, pp.25-54, 2015

関西外国語大学留学生別科の中級後期のクラスにおいては、2008 年度より本校教員の髙屋敷(2012)により開発されたモジュール型教科書を使ってきた。当教科書は、ドラマを対象としたユニット7 を除き全6 ユニットから成り立っているが、2014 年の夏にユニット1 の改訂を行い、秋学期のユニット4 まで終了した中間試験の時点で学生の評価アンケートを実施し、前回の紀要にその結果を報告した。2015 年の夏にはユニット6 の改訂を行い、その秋から試用を始めた。本稿は、前年の報告に引き続き、今回変更されたユニット6 を含め、この中級後期の教科書に対する学生間の評価を調査し、どのような問題点やニーズがあるのかを確かめるアンケートを実施したので、結果を報告するものである。
著者
宮内 俊慈 Shunji Miyauchi
出版者
関西外国語大学留学生別科
雑誌
関西外国語大学留学生別科日本語教育論集 (ISSN:24324574)
巻号頁・発行日
no.26, pp.41-62, 2016

関西外国語大学留学生別科の中級後期のクラスにおいては、2008年度より本校教員の髙屋敷(2012)により開発されたモジュール型教科書を使ってきた。当教科書は、ドラマを対象としたUnit7を除き全6ユニットから成り立っているが、2014年の夏にUnit1の改訂を行い、秋学期に試用を行い学生の評価を実施した。続く2015年の夏にUnit6の改訂を行い、その秋から試用を始め、この中級後期の教科書に対する学生間の評価を調査し、その結果を前回(25号)の紀要で報告した。さらに、2016年の夏にUnit4の改訂を行い、秋学期に試用し学生への調査を行った。本稿で、その調査結果の詳細の報告をする。
著者
高屋敷 真人 宮内 俊慈 Masahito Takayashiki Shunji Miyauchi
出版者
関西外国語大学留学生別科
雑誌
関西外国語大学留学生別科日本語教育論集 = Papers in teaching Japanese as a foreign language (ISSN:24324574)
巻号頁・発行日
no.25, pp.55-68, 2015

本研究は、2014 年度の関西外国語大学国際文化研究所(以下IRI)のプロジェクト研究助成を受け、IRI 共同プロジェクトとして認定され、以後、継続して行われているものである。本プロジェクトの主旨は、関西外国語大学留学生別科の日本語会話レベル6(中級後期)の教科書開発プロジェクトとして中級会話用の「モジュール型教材」を作成し2015 年度秋学期(8 月~12 月)と2016 年春学期(1 月~5月)での試用を目指したものである。昨年度は、アンケート調査や授業評価の結果を分析し第一課(ユニット1)と第六課(ユニット6)の本文の改訂を行い、大きな成果を生んだ。