著者
宮崎 敦広 松原 仁
雑誌
ゲームプログラミングワークショップ2012論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.6, pp.137-140, 2012-11-09

ポーカーのような不完全情報ゲームにおいては,得られている情報から優勢劣勢の判断をして行動を決定することが重要である.本研究では,テキサス・ホールデムというポーカーを題材に勝率を基にした優劣推定から行動を選択するコンピュータプレイヤを作成し,評価を行った.優劣推定の正解率から優勢と判断していい状況の基準を定めることができた.さらに勝率に加え相手の賭け金を考慮することによって,対人戦において失点を抑えることに成功した.