著者
近藤 菜緒 小宮 加容子 平尾 美唯 畠中 彩
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.66, 2019

<p>本稿では、2018年12月15日(土)に実施した「とどけよう!プレゼント」の活動報告と、その活動結果を通して行った遊びの導入と終わりの効果についての考察を述べる。今回実施した遊びは子どもたちに主体的に遊んでもらうことを目的に、「サンタさんのお手伝いをしてください」という課題を遊びに取り入れた。また、遊びの導入と終わりが遊びにもたらす効果についての考察を行なった。その結果、導入と終わりは子どもを遊びの世界に入り込ませ、気持ちよく終わらせるための重要なプロセスであることがわかった。</p>
著者
小宮 加容子 福田 大年 高橋 由衣 黒神 信実
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.61, 2014

本研究チームでは2011年8月実施をかわきりに、年間3~4回の遊びイベント開催や環境カルタ制作など、子どもや遊びに関するものづくりの活動を行っている。本報告では、2011年12月と2013年12月の2回、札幌市内で開催された子育て家族を対象にしたイベント「SORAこそだてフェスティバル(札幌コンベンションセンター)にて実施した「まねっこサンタさん」について遊びの紹介をする。さらにその成果として、各遊び場・内容での子どもの様子を、子どもの年齢、集団の構成、遊びの形態の視点から考察する。
著者
安田 創 小宮 加容子 柿山 浩一郎
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.63, 2016

下肢不自由者にとって、雪道を車いすで移動することはとても困難であり、移動の困難さ以外にも様々な不便を感じることがある。これまで、この問題を解決し快適に移動するための移動支援ツールの研究及びデザイン提案を行ってきた。しかし、これまでの研究やそれによる提案はデザイン案のレベルであり、特に走破性能についての検証と開発が足りていない。本研究ではこれまでの研究をもとに、実際の雪道での実働を意識した提案をする上での課題を明らかにするため、実験と考察を行った。これにより、雪道を走行するためには、モーターやギアボックスの出力を上げることと、スリップせずにスムーズに走るためのタイヤのレイアウトや形状の再検討が必要であることが明らかになった。 &nbsp;
著者
福田 大年 小宮 加容子
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.180, 2013 (Released:2013-06-20)

本稿は、2013年3月9、10日の2日間、キッズデザイン協議会の主催により福島市で開催されたイベント「キッズワークショップカーニバル in ふくしま」内で、札幌市立大学デザイン学部の学生有志が実施した「コネキッド in ふくしま」の1日目の企画「ハコマチ ―マチを作って電車で走ろう―」の報告である。 「コネキッド」とは、「アタマ・カラダ・ハートがつながった(CONNEct)子ども(KID)になろう!」を目標に、札幌市立大学デザイン学部の学生有志が遊びや玩具をデザインし、札幌市地下歩行空間で2011年と2012年の2回開催したイベントである。なお「キッズワークショップカーニバル in ふくしま」の出展対象者は、2012年度(第6回)キッズデザイン賞受賞が条件であり、コネキッドは2011年度の活動で第6回キッズデザイン賞を受賞している。