著者
小林 昌敏
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.14, no.4, pp.126-133, 1962-04-01

従来も種々の加速器を用いた核反応を利用して放射化分析法の研究が行なわれてきたが,原子炉の完成により,熱中性子による核反応を利用してきわめて感度の高い分析が行なえるようになった.筆者は,放射化法を応用した金属および合金の研究を行なっているので,これについて解説する.