著者
沼田 宗純 國分 瑛梨子 坂口 理紗 目黒 公郎
出版者
Institute of Industrial Science The University of Tokyo
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.63, no.4, pp.547-554, 2011

東日本大震災では,特定の市町村への報道の集中,社会的に関心の高い原発事故に対する報道の集中等,適切な災害対応に貢献する報道ではないと考えられる.そこで本研究では,災害対応の循環体系の中で,「いつ,だれに,どんな情報」を伝えると災害対応を迅速かつ効果的に行えるのかを分析し,「効果的な災害対応に貢献する報道モデルの構築」を目指す.本稿では,そのための基礎的な分析として,東日本大震災の発災後10日間におけるテレビ局別に報道された市町村と被害との関係,局別の報道内容を比較する.[本要旨はPDFには含まれない]
著者
野村 実広 村上 道夫 小野 雄也
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.69, no.3, pp.171-175, 2017-05-01 (Released:2017-05-30)
参考文献数
18

近年,気候変動と犯罪の関連への懸念が増している.本研究では,1967 年から2011 年までの東京都における気温と犯罪件数の関係を調査した.強姦と猥褻が夏季に多いことが判明した.強姦と猥褻の月別犯罪件数比(当該年における1 カ月あたりの平均件数に対する当該月の犯罪件数の比)は,それぞれ冬季,夏季に平均気温の上昇とともに有意に上昇した.気温の上昇は強姦と猥褻のリスクの増加をもたらす可能性があることが示唆された.
著者
岡田 英明 喜連川 優
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.46, no.3, pp.184-187, 1994-03

小特集 機能エレクトロニクス研究センター
著者
金 池潤 金 栽滸 永島 佑樹 加藤 孝明
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.70, no.4, pp.251-256, 2018-07-01 (Released:2018-08-01)
参考文献数
15

2017 年11 月15 日発生した浦項地震(M5.4)は,韓国内で初めて地震避難所を運営した地震である.本研究では,韓国の防災対策の今後の方向性を示すために,浦項地震での避難所運営の実態に重点を置いて調査を実施した.調査の結果,避難所として教会などの民間施設に最大約40% の避難者を受容しており,建築士会等の民間市民団体が緊急安全点検を実施し,企業からの物資支援が行われるなど,浦項地震では官民協力による対応が多く見られた.2016 年の慶州地震と比較して政府の災害対応は改善されたが,地震避難所運営マニュアルが存在しない点などの課題も抱えている.
著者
竹光 信正
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.41, no.6, pp.515-523, 1989-06-01

最近、日本でも数値流体力学の研究が盛んになっており、流体工学にたずさわっている人で数値流体工学の存在を知らない人はいないくらいである。本稿は、数値流体工学におけるいくつかの基礎的事項、とくに非圧縮粘性流体のNavier-Stokes方程式の成り立ち、およびいくつかの代表的なスキームにつき、差分法を例にとってその基本的な考え方について述べたものである
著者
山口 文二
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.7, no.8, pp.186-192, 1955-08-01

p.192 7(7) 正誤表, 表紙の説明あり
著者
沼田 宗純 國分 瑛梨子 坂口 理紗 目黒 公郎
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.63, no.4, pp.547-554, 2011 (Released:2011-09-07)
参考文献数
4
被引用文献数
1

東日本大震災では,特定の市町村への報道の集中,社会的に関心の高い原発事故に対する報道の集中等,適切な災害対応に貢献する報道ではないと考えられる.そこで本研究では,災害対応の循環体系の中で,「いつ,だれに,どんな情報」を伝えると災害対応を迅速かつ効果的に行えるのかを分析し,「効果的な災害対応に貢献する報道モデルの構築」を目指す.本稿では,そのための基礎的な分析として,東日本大震災の発災後10日間におけるテレビ局別に報道された市町村と被害との関係,局別の報道内容を比較する.[本要旨はPDFには含まれない]
著者
中沢 護人
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.16, no.9, pp.243-248, 1964-09-01

平炉法の発明の100年にあたり,この方法の本質的契機である蓄熱方式と,高温製鋼反応の両側面について,同法が多くの科学的技術的成果を総合しながら形成されていった事情を明らかにする.
著者
桑野 玲子
出版者
Institute of Industrial Science The University of Tokyo
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.62, no.6, pp.575-578, 2010

2009年6月17日,東京大学生産技術研究所コンベンションホールにて,英国インペリアルカレッジ名誉教授のJohn.B.Burland氏による講演会"Rescuing the Leaning Tower of Pisa -the inside story"が開催された.イタリアのピサの斜塔は,12世紀の建設初期段階から傾き始めていたが,1990年には倒壊が危惧されついに観光客に対して閉鎖される事態に至った.Burland教授は,斜塔の安定に関して召集された国際検討委員会に委員として参加され,基礎の安定の見地から,観光客に気づかれない範囲で傾きを戻して恒久的安定を確保するという困難な課題に取り組まれた.建設当初から断続的に南側に傾き続けてきたピサの斜塔は,その800年におよぶ歴史の中でおそらく初めて北側に少し回復し,倒壊という破滅的状況を間一髪で免れ,検討委員会他多くの人々の10年に及ぶ斜塔との格闘がようやく終結した.講演会では,その一連の取組みについて,ご紹介いただいた.本報告は,その講演内容の概要を記すものである.[本要旨はPDFには含まれない]
著者
植村 恒義 山本 芳孝
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.7, no.8, pp.203-206, 1955-08-01 (Released:2009-12-18)
著者
林 世彬 須田 義大 横溝 英明 小宮 浩資 平山 幸司
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.71, no.2, pp.111-116, 2019-03-01 (Released:2019-03-30)
参考文献数
3

昨今高速バスの都市間輸送における大幅な進展がみられるが,今後バス運転手の確保の課題や,より一層の安全性やサービスの向上を考慮すると,現在,産官学で鋭意開発され,実装化が期待される自動運転技術を導入することが有益であると考えられる.本稿では,内閣官房.ITS 戦略室によるロードマップ,制度整備大綱や,経済産業省.国道交通省で進められている隊列走行トラックの技術開発状況などを踏まえて,実装化に向けたコンセプトを検討した.