著者
小林 親司 高西 陽一 山本 潤
出版者
一般社団法人 日本液晶学会
雑誌
日本液晶学会討論会講演予稿集 2009年 日本液晶学会討論会 (ISSN:18803490)
巻号頁・発行日
pp.193, 2009 (Released:2011-04-01)

液晶におけるフォトニック効果は自発的に構造が作られる点や外部からの刺激によって物理的性質に変調が得られる点において興味深く、研究が盛んである。本研究では水に数パーセントの界面活性剤を添加した2成分系の膨潤リオトロピックラメラ相をフォトニックデバイスとしての応用を目標に研究を行っている。ラメラ相の中でも数百nmに亘る周期構造は限られた試料にしか現れず、この周期構造を安定化することが本研究の要点である。