- 著者
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髙木 亜蘭
小林 龍成
長谷川 稜馬
谷口 航平
濱川 礼
- 雑誌
- エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2019論文集
- 巻号頁・発行日
- vol.2019, pp.40-45, 2019-09-13
本論文では、ユーザが選択したテキスト形式の怪談文章の盛り上がり箇所を自動判別することで、内容に関連した怪奇現象の「演出」を行い、抑揚を付加した「声」で語るVRコンテンツの自動生成を行うシステム「文章導仮想怪談」を提案する。怪談は古くから存在し、現代でも楽しまれている文化の一つである。その楽しみ方の一つとしてVR怪談が存在している。しかし、VR怪談は対応している怪談の数が少ない。そこで我々は、ユーザがインターネット上に数多く存在する怪談文章を用いることで、多くの怪談文章に対応できる応用性のあるシステムを開発した。