- 著者
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宮崎 愛弓
田隈 広紀
長尾 徹
田中 みなみ
淺野 友希
小田 裕和
- 出版者
- 一般社団法人 国際P2M学会
- 雑誌
- 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2018 春季 (ISSN:24320382)
- 巻号頁・発行日
- pp.17-36, 2018 (Released:2018-04-16)
- 参考文献数
- 10
イノベーション事業を牽引するメンバーには、その適用対象のありのままの姿から問題を発見・定義する洞察力が不可欠である。一方で、大学をはじめとする工学教育における課題研究やPBLでは問題解決力の養成が主眼に置かれ、その前段となる発見・定義力については学生個々の経験や問題意識に依存している。本研究ではP2Mのプロファイリングマネジメントとの関係性を意識しつつ、問題を発見するフィールド調査方法において、フィールドのありのままの姿から問題を発見する為に「一次情報と解釈を分けることを意識した上で一次情報を収集する」方法を提案し、試行実験にてその有効性を示したものである。