- 著者
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尾又 富雄
- 出版者
- 一般社団法人 映像情報メディア学会
- 雑誌
- テレビジョン学会技術報告 (ISSN:03864227)
- 巻号頁・発行日
- vol.16, no.41, pp.13-18, 1992
ハイビジョンの産業応用で最も先行している分野が「映画制作への応用」である。フイルムで録影した画像をHDテレシネでハイビジョン信号に変換して、画面合成やリタッチングなどの特殊画像処理を電気的に行った後、最後にデジタルEBRでフイルムに戻す手法が映画の世界で注目を集めている。ソニーPCLでは、ハイビジョンのトータルシステムを整え充実した映像制作体制の確立を進めているが、ここにEBRとHDテレシネについて報告する。