著者
尾崎 守
出版者
金沢医科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2020-04-01

本研究は相互転座保因者の遺伝カウンセリングに寄与する研究である。相互転座 保因者には次の世代に不均衡型転座という染色体異常の子が生まれてくる確率(リスク)がある。分離様式を予測するパキテン図と不均衡型転座が生まれてくるかまたは流産するかを判別するDanielの三角形を描くアプリケーションの開発とその運用である。これによって相互転座保因者の遺伝カウンセリングを担う臨床遺伝専門医、認定遺伝カウンセリングの労力の軽減に貢献する。