- 著者
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後藤 美香
尾身 祐介
末吉 俊幸
- 出版者
- 一般社団法人 経営情報学会
- 雑誌
- 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2008年春季全国研究発表大会
- 巻号頁・発行日
- pp.104, 2008 (Released:2008-08-07)
本研究では,わが国製造業の大企業219社について,2004年度から2006年度の3期間のデータを用い,トービンのqで計測した企業価値と研究開発費用(R&D)の関係を分析する.そのために,サンプル企業をトービンのqが高いグループ(第3四分位より大)と低いグループ(第1四分位より小)の2つに分類し,これらに判別分析を適用する.分析結果から,R&Dが企業価値に与える影響を検証することに加え,利益率や資本構成,企業の所有構造など,他の変数についても,企業価値にどのような影響を及ぼしているのか分析する.