著者
山口 幸生
出版者
福岡大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

本研究では地域集団戦略の発想から,地域住民のまちなか移動における歩行や自転車利用促進に関係する心理社会的要因を明らかにし,効果的な身体活動促進プログラムを開発することを目的とした.結果として,かしこい車利用を促す情報冊子の効果は,自宅と最寄り駅との距離の違いによって異なっていた.また,自転車の利用に関する行動意図と,自転車利用に関する態度,社会的支援,自宅周辺の主観的環境要因、自己効力感、阻害要因が関係していた.