著者
山本 宏義
出版者
関東学院大学文学部人文学会
雑誌
関東学院大学文学部紀要 (ISSN:02861216)
巻号頁・発行日
no.128, pp.43-53, 2013

公の施設に対して指定管理者制度が創設されて10年になる。公立図書館においても約10%の図書館が導入している。この制度の功罪についてはいろいろ言われてきたが、それはほとんど制度設計に起因するものである。しかしそれ以外に運営上の課題があるかどうかを探るために、人権上問題があるとされた図書の扱いについてアンケート調査を行い、全国的な動向をつかむこととした。結論を端的に言えば、指定管理者が適切な運営ができるかどうかは、しかるべき経験と知識をもった図書館長を配置できるかどうかにかかっているといえよう。
著者
山本 宏義
出版者
関東学院大学[文学部]人文学会
雑誌
関東学院大学文学部紀要 (ISSN:02861216)
巻号頁・発行日
no.122, pp.161-171, 2011

公の施設の管理に関して指定管理者制度が始まって8年になるが、この間、指定管理者が管理する図書館において、どのような運営上の課題があるかを明らかにしたい。制度設計に起因するものについてはあちこちで語られてきたが、運営上の問題についてはあまり論議されていない。そこで、人権上問題があるとされた「老いの超え方」という図書の取扱いについてアンケートを行い、それによって運営上の課題を探ろうとしたものである。しかしながら、震災のこともあり、本格的な調査を行うことができなかったので、これを予備調査として、本格的な調査は後日に譲る。指定管理者側の問題もさることながら、指定管理者から報告を受けた設置者側がそれを良しとするかしないか、良しとしなかったときはどのような対応になるか、といったところに問題が潜んでいそうである。いずれにしても本格調査によって明らかにしたい。
著者
山本 宏義
出版者
関東学院大学[文学部]人文学会
雑誌
関東学院大学文学部紀要 (ISSN:02861216)
巻号頁・発行日
no.122, pp.161-171, 2011

公の施設の管理に関して指定管理者制度が始まって8年になるが、この間、指定管理者が管理する図書館において、どのような運営上の課題があるかを明らかにしたい。制度設計に起因するものについてはあちこちで語られてきたが、運営上の問題についてはあまり論議されていない。そこで、人権上問題があるとされた「老いの超え方」という図書の取扱いについてアンケートを行い、それによって運営上の課題を探ろうとしたものである。しかしながら、震災のこともあり、本格的な調査を行うことができなかったので、これを予備調査として、本格的な調査は後日に譲る。指定管理者側の問題もさることながら、指定管理者から報告を受けた設置者側がそれを良しとするかしないか、良しとしなかったときはどのような対応になるか、といったところに問題が潜んでいそうである。いずれにしても本格調査によって明らかにしたい。