- 著者
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岡寺 良
山本 義孝
吉田 扶希子
藤岡 英礼
- 出版者
- 九州歴史資料館
- 雑誌
- 若手研究(B)
- 巻号頁・発行日
- 2013-04-01
本研究は、背振山の山岳信仰を考古学的な証拠を元に、その信仰の実態を明らかにするというものである。本研究における学術的成果としては①背振山系を領域とした山中修行(峰入り)の存在を示した②背振山系における主要霊山の実態解明のデータを提示した③山岳信仰・霊場遺跡としての二丈岳の実態について、経塚の発見により新たなデータを提示した、という3点が挙げられる。本研究の調査成果については、学会発表、展示、展示図録作成、シンポジウム発表、報告書作成などにより広く公表することができた。