著者
岡本 修一 大谷 朋広
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IA, インターネットアーキテクチャ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.465, pp.1-4, 2007-01-11

GMPLS(Generalized Multi-Protocol Label Switching)技術は、光クロスコネクト(Optical Cross Connect:OXC)装置・伝送装置等をMPLSを拡張したコントロールプレーンにより統合制御する技術であり、大容量の波長パスを容易かつ即座に設定・提供できる特徴を持つ。今後のグリッド技術や高品質映像伝送などの即時系大容量パスサービスへの需要を考慮すると、国際・複数ドメイン間でもこのGMPLS波長パスをダイナミックに設定できることが重要である。そこで今回、日本のJGN IIのGMPLSネットワークと米国のテストベッドネットワークとのGMPLS相互接続実験を実施し、日米複数ドメイン間でのダイナミックなGMPLS波長パスの設定・削除に成功したので報告する。