著者
岡田 望邦 堂園 浩
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.113, no.382, pp.61-66, 2014-01-13

現在,インターネットの普及によりマルウェアの危険が身近になり,個人情報が漏洩する恐れすらある.これらの不正通信に対して,パケットからヘッダ情報とペイロードを取得し,それらの変化によるトラフィック異常の検知を試みる方法が提案されている。本研究では,パケット得た情報を入力ベクトルとし,自己組織化マップを適用したIPパケットの新たな解析手法を提案する。この手法を用いて,IPパケットの時間的遷移の可視化や不正通信の検出実験を試みた。