著者
島根 哲哉
出版者
東京工業大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011-04-28

大学への出願行動を,入学による期待効用を最大化する受験生の離散選択問題として定式化する.また,大学側の受験機会の変更や教育内容の変更がこうした出願校および入学校選択に及ぼす影響を明らかにする.また,実際の出願数を計量的に分析することを通じて,受験生の大学への選好を明らかにし,受験生から見た大学の評価がどのような観点からなされているかを明らかにする.またこの結果を用いて,近年見られる大学の合併や学部組織の改組を,厚生の観点から評価する.