著者
嶋田 典人
出版者
記録管理学会
雑誌
レコード・マネジメント : 記録管理学会誌 (ISSN:09154787)
巻号頁・発行日
no.65, pp.48-64, 2013-11-30

学校という「組織」とそれを構成する教職員という「人」が、公文書を現用文書として管理している。本稿では主に教員について日々多忙な業務と文書管理の関係を若干の経験も交えながら「記録管理」の視点から考察する。国や地方公共団体、文書館などの他の行政機関・組織との関係について法的視点を交えながら述べる。現用文書としての保存年限が過ぎ、非現用文書となった時に歴史的公文書として保存されているのか、学校史編纂事業を通して、現用文書と非現用文書の連続性、文書のライフサイクルについて実態を見る。歴史的公文書は「学校アーカイブズ」であり、そのより良い保存と利用について、学校組織内での取り組みについて考える。最も重要であるのは、児童・生徒の教育への活用である。また、地域の拠点としての学校の役割と地域住民の利用について考察する。
著者
嶋田 典人
出版者
記録管理学会
雑誌
レコード・マネジメント (ISSN:09154787)
巻号頁・発行日
vol.67, pp.71-90, 2014-12-20 (Released:2017-03-24)

公文書管理法・公文書管理条例の趣旨は「説明責任」である。公文書の評価・選別をその趣旨に沿って行なう必要がある。レコードスケジュールの導入と評価・選別、行政施策・事業の「説明責任」を果たしうる「重要な公文書」や歴史的に「熟成」された「歴史資料だから重要な公文書」等の文書館での評価・選別について考察する。学校アーカイブズの事例を中心に述べる。
著者
嶋田 典人
出版者
記録管理学会
雑誌
レコード・マネジメント : 記録管理学会誌 = Records management : journal of the Records Management Society of Japan (ISSN:09154787)
巻号頁・発行日
no.70, pp.37-56, 2016-03

本稿は、公文書と地域資料双方を保存・利活用する意義、適切な保存と利活用促進の必要性について考察するものである。香川県旧本島村製錬所設置計画に関する公文書は、100年前に作成された。この公文書は、議事録と契約書である。中でも「意思決定過程」を表す公文書の保存・利活用する意義を考察する。公文書等の管理に関する法律の第4条は、文書作成時の「意思決定過程」を規定している。製錬所設置計画を巡る記録には地域資料もある。地域資料は、民間所在資料と新聞資料を扱う。民間所在資料からは、住民による反対運動の実態がわかる。
著者
嶋田 典人
出版者
記録管理学会
雑誌
レコード・マネジメント : 記録管理学会誌 (ISSN:09154787)
巻号頁・発行日
no.66, pp.19-41, 2014-03-15

国の公文書管理法に基づき各地方自治体でも公文書管理条例が制定されている。また、公文書館の設置も進みつつある。それら動向は古文書等の「収集アーカイブズ」よりも公文書の「組織内アーカイブズ」が中心である。そこで「収集アーカイブズ」を中心にアーカイブズの現状と課題、望ましい方向性について述べる。そして、現実的な「収集アーカイブズ」の積極的・戦略的保存と利活用の方策について提言したい。
著者
嶋田 典人
出版者
記録管理学会
雑誌
レコード・マネジメント : 記録管理学会誌 (ISSN:09154787)
巻号頁・発行日
no.66, pp.19-41, 2014-03-15

国の公文書管理法に基づき各地方自治体でも公文書管理条例が制定されている。また、公文書館の設置も進みつつある。それら動向は古文書等の「収集アーカイブズ」よりも公文書の「組織内アーカイブズ」が中心である。そこで「収集アーカイブズ」を中心にアーカイブズの現状と課題、望ましい方向性について述べる。そして、現実的な「収集アーカイブズ」の積極的・戦略的保存と利活用の方策について提言したい。
著者
嶋田 典人
出版者
記録管理学会
雑誌
レコード・マネジメント : 記録管理学会誌 (ISSN:09154787)
巻号頁・発行日
no.65, pp.48-64, 2013-11-30

学校という「組織」とそれを構成する教職員という「人」が、公文書を現用文書として管理している。本稿では主に教員について日々多忙な業務と文書管理の関係を若干の経験も交えながら「記録管理」の視点から考察する。国や地方公共団体、文書館などの他の行政機関・組織との関係について法的視点を交えながら述べる。現用文書としての保存年限が過ぎ、非現用文書となった時に歴史的公文書として保存されているのか、学校史編纂事業を通して、現用文書と非現用文書の連続性、文書のライフサイクルについて実態を見る。歴史的公文書は「学校アーカイブズ」であり、そのより良い保存と利用について、学校組織内での取り組みについて考える。最も重要であるのは、児童・生徒の教育への活用である。また、地域の拠点としての学校の役割と地域住民の利用について考察する。
著者
嶋田 典人
出版者
記録管理学会
雑誌
レコード・マネジメント : 記録管理学会誌 (ISSN:09154787)
巻号頁・発行日
no.64, pp.3-19, 2013-03-31

公文書は現用文書から非現用文書となり、役所の各課(原課)からアーカイブズ(文書館)へ移管され、組織内アーカイブズとして、古文書は個人等からアーカイブズ(文書館)へ寄贈・寄託され、収集アーカイブズとして保存される。公文書や古文書の歴史公文書等の的確かつスムーズな移管や寄贈・寄託、その後の利用促進のための普及活動のよりよいあり方について考察するものである。
著者
嶋田 典人
出版者
記録管理学会
雑誌
レコード・マネジメント : 記録管理学会誌 (ISSN:09154787)
巻号頁・発行日
no.64, pp.3-19, 2013-03-31

公文書は現用文書から非現用文書となり、役所の各課(原課)からアーカイブズ(文書館)へ移管され、組織内アーカイブズとして、古文書は個人等からアーカイブズ(文書館)へ寄贈・寄託され、収集アーカイブズとして保存される。公文書や古文書の歴史公文書等の的確かつスムーズな移管や寄贈・寄託、その後の利用促進のための普及活動のよりよいあり方について考察するものである。